忍者ブログ
洋書を主とした読書&映画の感想(ネタバレしてます)が中心の、自分用のメモです。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「ハンガー・ゲーム」のPeetaとJohannaの動くポートレート。
音楽つきなので音量注意です。





PR
アメリカでは『ハンガーゲーム』の映画版が公開して
大ヒットになっているわけですが、なんとこんな反応が
大問題になっているとか。

Racist Hunger Games Fans Are Very Disappointed

問題になっているのは、Rue役を黒人の俳優が演じているのに
あからさまに差別的な拒否反応を示す人がいること。
ちなみに演ずるのはAmandla Stenberg



かわいくない? いい感じじゃない? って思うけど。
でも彼女への拒否反応は配役が発表されたときから
一部ファンの間ではあったことなんだそう。
同じくDistrict 11のThresh(Dayo Okeniyi )、そして
Cinna役がレニー・クラヴィッツなのも異議を唱える人が
いるそうです。なんで黒人にやらせるんだって。
Cinnaはともかく、District 11の二人は原作でも
"dark skin"ということになっているんですが。

こういうこと言っている人たちは、これが差別だって
気がついていなさそうなところが余計怖い感じ。
善=白人(で当たり前)って自動的に思って、それを
疑問にも感じないというのが。
原作を先に読んでいると、映像になったとき
「思っていたイメージと違う!」というのはよくあるし
差別まで行かなくても、誰でも多かれ少なかれ
偏見と言うのはあるだろうけど。
でもここまで開き直られるとねぇ。

アメリカではちょうど、フロリダで黒人のティーンが
近所の見回りをしていた男に撃ち殺された事件で
根強い人種差別問題が話題になっているところだし
フィクションの世界に対しても、こうやってあっけらかんと
差別感情をむき出しにされると、ああ、やっぱり
と思ってしまうというか……。


追記:私みたいに細かいキャラの設定を
読み飛ばしちゃってた人のためのガイドがあった!(笑)
A Character-By-Character Guide to Race in The Hunger Games
イギリスの女性団体ウィメンズ・エイドが製作した反DV
啓蒙キャンペーンのビデオにキーラ・ナイトレイが出演して話題に
なっていますね。イギリスではテレビや映画館で流している
らしいけど、それにはちょっとショッキングな内容のような…。

http://www.guardian.co.uk/media/video/2009/apr/02/womens-aid-keira-knightley-ad

監督はジョー・ライト、キャストは実はリジーとダーシー
だったりするんですけど(!)

プロダクションダイアリーの更新がないと思っていたら
資金難で、先週から南アフリカで撮影がはじまるはずだった
"Heaven and Earth"が、少なくとも6週間は待機状態になる
そうです。資金を出すはずだった会社から支払いがないらしく
現地スタッフはギャラももらえないのでは、と悲観的だとか。
不況の影響とはいえ、エリオットも運悪いなぁ。
あとスターだと見出しに名前を使われちゃって
ピアース・ブロスナンもなんだか気の毒。彼のせいじゃないのに。

Work on Brosnan film in Cape grinds to a halt
ブログ内検索
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
バーコード
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) 読書メモ All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]