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洋書を主とした読書&映画の感想(ネタバレしてます)が中心の、自分用のメモです。
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アメリカでは『ハンガーゲーム』の映画版が公開して
大ヒットになっているわけですが、なんとこんな反応が
大問題になっているとか。

Racist Hunger Games Fans Are Very Disappointed

問題になっているのは、Rue役を黒人の俳優が演じているのに
あからさまに差別的な拒否反応を示す人がいること。
ちなみに演ずるのはAmandla Stenberg



かわいくない? いい感じじゃない? って思うけど。
でも彼女への拒否反応は配役が発表されたときから
一部ファンの間ではあったことなんだそう。
同じくDistrict 11のThresh(Dayo Okeniyi )、そして
Cinna役がレニー・クラヴィッツなのも異議を唱える人が
いるそうです。なんで黒人にやらせるんだって。
Cinnaはともかく、District 11の二人は原作でも
"dark skin"ということになっているんですが。

こういうこと言っている人たちは、これが差別だって
気がついていなさそうなところが余計怖い感じ。
善=白人(で当たり前)って自動的に思って、それを
疑問にも感じないというのが。
原作を先に読んでいると、映像になったとき
「思っていたイメージと違う!」というのはよくあるし
差別まで行かなくても、誰でも多かれ少なかれ
偏見と言うのはあるだろうけど。
でもここまで開き直られるとねぇ。

アメリカではちょうど、フロリダで黒人のティーンが
近所の見回りをしていた男に撃ち殺された事件で
根強い人種差別問題が話題になっているところだし
フィクションの世界に対しても、こうやってあっけらかんと
差別感情をむき出しにされると、ああ、やっぱり
と思ってしまうというか……。


追記:私みたいに細かいキャラの設定を
読み飛ばしちゃってた人のためのガイドがあった!(笑)
A Character-By-Character Guide to Race in The Hunger Games
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