忍者ブログ
洋書を主とした読書&映画の感想(ネタバレしてます)が中心の、自分用のメモです。
[18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Srecrets of My Hollywood Life
(Jen Calonita)


ケイトリンは幼い頃から長寿連続ドラマで双子の姉妹を演じる人気の女優。
まだティーンなのに家族を養い、双子の片割れを演じ共演者のスカイからは常に
嫌がらせを受けているのに、イメージを気にして、不仲は絶対口外できず、仕事仕事の
毎日でくたびれている。
そんな時、親友の学校生活の話を聴くうちに、普通のティーンの経験がしたくなる。
変装して高校に通うのはケイトリンにとって「休暇」で息抜きのはずだったが…。


「プリンセス・ダイアリー」みたいなティーンの日記形式のお話。
ハリウッドの内幕も垣間見れるようで面白かったです。
でもケイトリンが徹底的に良い子で、我が子を食い物にしているようにしか見えない両親に
反抗したりしないのよね。このくらいの年齢って反抗期も相まって、親とけんかを
繰り返して、18になったら即縁切り……とか、ハリウッドの子役の王道だと思ってたけど。
そんな良い子だからこそ、読者も安心して応援しながら読めるんですけどね~(笑)
親子喧嘩ドロドロものでも面白かっただろうな、と(笑)


PR
今更ながら、去年の夏の話なんですが……。
ジョン・マルコヴィッチの舞台"The Infernal Comedy"を観ました!





これは実在の連続殺人犯、オーストリアで女性ばかりを殺したヨハン・"ジャック"・
ウンターヴェーガー
の独白+彼に絡む女性たちをソプラノ二人が演じ歌う、という舞台劇。
世紀末頃のお話?かと、なんとなく思っていたのですが、実は現代の話。

ジャック・ウンターヴェーガーは1950年ウィーン人の母とアメリカ人GIのあいだに生まれ、
父親を知らずに育ち、25歳のときに殺人罪で無期懲役(=25年の服役、15年以降は
仮釈放の可能性あり)を言い渡されました。でも獄中で自伝やら詩やらを書いたりする
うちに有名になり、16年目の1990年に著名な知識人の嘆願もあり釈放。

まあでも連続殺人犯の例に漏れず殺しは止めないんですよね~。釈放された年には
オーストリアで娼婦6人を殺し、雑誌社に雇われてロサンジェルスの犯罪について
取材旅行に行ってるあいだも3人殺してしまう。(赤線地帯の警察のパトロールにまで
同行してるのに。あくまで取材で仕事中なんだから、少しは自重しようよ~って感じだけど)
で結局、他に容疑者もいないし、いつも手口が同じで、どうも彼が怪しいということで
警察の監視がつくようになり、逮捕されそうになると、ガールフレンドを連れてアメリカに逃走。
でも92年にマイアミでつかまって、オーストリアで(釈放の可能性なしの)終身刑を言い渡され、
その晩首をつって自殺。

……という話を、オーストリア訛り(お手本はシュワルツェネッガー州知事?)な英語で
マルコヴィッチが飄々と、時に客席の女性を誘惑しつつ語るわけです。
マルコヴィッチ様、全然ハンサムじゃないし、殺人犯役で危ない人を演じてるって
わかってるのに、セクシーオーラ全開でした(笑)劇場内の女性客全員の心を
鷲掴みだったのではないかと(笑)
二人の歌手Aleksandra ZamojskaとLaura Aikinは、すがりつかれたり、首を絞められたり
(下着で首を絞めるのが手口だったので)でごくろうさま~という感じだったけど、
ちゃんとオケつきで歌が入るのですごく良かった~!


それにしても本物のウンターヴェーガー。殺しを続けているあいだも、
彼女がいたっていうのがすごい。本当に気がつかなかったの??殺人犯と
付き合うなんて危ないと、危機感はなかったのか??とつい思うんですが。
でもOJが武装強盗容疑で逮捕されたときのAC360で、あんな事件を起こした
人なのに彼女がいる(しかも彼を庇っている)なんて信じられない風の
アンダーソンに、ジェフ・トゥービンが「こういう人って、実際会ってみるとすごく
魅力的だったりするんだよ。きみ(AC)もぼくも、彼に会えば魅惑されちゃうん
じゃないかな」と言っていたけど、そんな感じだったのかなぁ。
90) Thirteen Reasons Why (Jay Asher)

91) Be Careful What You Wish for (Alexandra Potter)

92) City of Tiny Lights (Patrick Neate)

93) Her Royal Spyness (Rhys Bowen)

94) Confessions of Jane Austen Addict (Laurie Viera Rigler)

95) The River Knows (Amanda Quick)






 
年越す前に書いたつもりが、日本ではとっくに新年迎えちゃってたんでしたね。
150冊読むのが目標だったのに、結局95冊しか読めなかった…。
来年は150(120くらいが現実的?)を目指したいと思います。

で、とりあえず09年のまとめということで、今年読んだ面白かった本を
選んでみました。ベストテンとかではなく、読んだ順。

・ジェフリー・ディーバー(Twelfth CardThe Sleeping Doll、 )
・Michael Buckleyのグリム姉妹シリーズ
・The Kite Runner (Khaled Hosseini)
・The Diamond of Drury Lane (Julia Golding)
・The Pilo Family Circus (Will Elliott)
・The Chemistry of Death (Smon Beckett)
・Montmorency on the Rock (Eleanor Updale)
・Gil's All Fright Dinner (A. Lee Martinez)
・The Book Thief (Markus Zusak)
・Thirteen Reasons Why (Jay Asher)

中でも特に好きだったのは"Gil's All Fright Dinner"と
"The Diamond of Drury Lane"かなあ。
"The Pilo Family Circus"も、もう一度読みたいかも。
来年も良い本との出会いを期待しつつ!

これ探してたの!
「『スターウォーズ』のまぼろしのオーディションテープ」という設定の
ケヴィン・スペイシーのものまね。
ハンソロ役のクリストファー・ウォーケンとオビワン役のウォルター・マッソー


Kevin Spacey Star Wars Auditions - Christopher Walken

| MySpace Video


97年放送分だったかな?懐かしい~。


http://www.youtube.com/watch?v=0Bmhjf0rKe8


こちょこちょしては「わっ」と手を広げる飼い主のまねをする子猫。
かわいすぎー!

ブログ内検索
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
バーコード
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) 読書メモ All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]