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洋書を主とした読書&映画の感想(ネタバレしてます)が中心の、自分用のメモです。
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92) Northern Lights (Philip Pullman)

93) Kira-Kira (Cynthia Kadohata)

94) Mr. Sebastian and the Negro Magician (Daniel Wallace)

95) The Empty Chair (Jeffry Deaver)

96) Special Delivery (Zoe Barnes)

97)Plain Truth (Jodi Picoult)

98) The Other Woman (Jane Green)

99) Angelina Jolie (Brandon Hurst)
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84) Sex, Lies, and Online Dating (Rachel Gibson)

85) Boomsday (Christopher Backley)

86) Lady Knight (Tamora Pierce)

87) Exit Music (Ian Rankin)

88) Beware, Princess Elizabeth (Carolyn Meyer)

89) Twilight (Stephenie Meyer)

90) New Moon (Stephenie Meyer)

91) The Cold Moon (Jeffery Deaver)
Sex, Lies, and Online Dating
Rachel Gibson

 ルーシーはミステリー作家。オンラインのプロフィールでは看護婦を装って、デーティングサイトで色々な男性と会っている。が、実は執筆中の新作のために、殺人事件の被害者のモデルを探しているだけだった。
 クインは殺人課の刑事。連続殺人事件を捜査中で、犯人の女はオンラインで被害者を探しているとにらんで、おとり捜査中。
 こんな二人が出会って、お互い嘘をつきながらも、だんだん惹かれあうが…。


 最初はお互い相手をなんだか怪しいと思いつつも、好きになっちゃうという、軽~い調子ではじまるんですが、そもそもなんでルーシーがクインを受け入れちゃうのか不思議。いくらハンサムで(ルーシーの)好みのルックスだったにしても、最愛の妻を亡くして間もないのに、すでに新たな出会いを求めてるっていう男って、怪しくない?しかも二度しか会ってない人と電話で話してて、「今どんな下着をつけてるの?」なんて聞かれたら、セクシーな気分になるよりも気持ち悪くないか??と、まだ良く知らない間柄なのにルーシーを「ハニー」だの「サンシャイン」だの呼んだり、言うことがいちいち陳腐なクインに、読んでてイライラしました。

 "Breathless"と名づけられた、被害者男性を手錠でベッドにくくりつけては、クリーニング店のビニール袋で窒息させる連続殺人事件が、もう少し面白い方向に発展しないかと期待するも、単にルーシーとクインを無理やりくっつけるための言い訳でしかなくて残念。エッチシーンが妙に詳細だったり、作者としては「ロマンスもの」であるからにはお決まりの道をなぞって、決められた結末にひたすら向かうしかないのかな~、と途中からは冷めた目で読んでました。三分の一くらいまでは面白かったけど。導入は良かったし、ルーシーの作家仲間四人組の会話なんかは面白かったのに、全体的にはもったいなかったな~。
71) Play Dirty (Sandra Brown)

72) Mary, Bloody Mary (Carolyn Meyer)

73) The Devil Wears Prada (Lauren Weisberger)

74) Remember Me? (Sophie Kinsella)

75) Across the Nightingale Floor (Lian Hearn)

76) A Series of Unfortunate Events 1: The Bad Beginning (Lemony Snicket)

77) The Last of the Great Romantics (Claudia Carroll)

78) I Never Fancied Him Anyway (Claudia Caroll)

79) The Last Templar (Raymond Khoury)

80) A Series of Unfortunate Events 2: The Reptile Room (Lemony Snicket)

81) Skinny Dip (Carl Hiaasen)

82) Sushi for Beginners (Marian Keyes)

83) Vanishing Act (Jodi Picoult)




Sushi for Beginners
Marian Keyes

 アイルランドを舞台にリサ、アッシュリング、クロダの三人の女性を中心に物語りは進む。

 リサはロンドン在住のファッション雑誌の編集長。次はニューヨークに転勤して、さらに有名な雑誌の編集長に昇進するつもりだったのに、アイルランドに飛ばされて、新しい女性誌を作るよう言われて落ち込む。

 アッシュリングはアイルランドで地味~な主婦向け雑誌社に勤めていたが、適当に書いた記事が問題になってクビになってしまう。準備良く気の利きすぎる性格が幸いして、運良くリサの元に転職が決まるが、なぜかリサからは疎まれてしまう。

 クロダはアッシュリングの幼なじみで、専業主婦。ハンサムでやさしい夫、二人の子どもと素敵な家に住んで、人もうらやむ生活をしているが、本人は物足りなくて不満たらたら。再就職も考えるが、地味なお茶汲み&コピー役の仕事しか見つからない。


 Marian Keyesは以前エッセイ集を読んだことがあるだけで、小説を読むのはこれがはじめてでした。彼女は「インスピレーションが沸くのを待っていたら、いつまでたっても書けないので、ノルマを決めて毎日とにかく書き進める」とエッセイで言っていましたが、まさにそういう感じのストーリー。特に大きな流れもなく、登場人物の日常生活描写がひたすら続く。ある意味すごいリアルなんだけど、そのリアルさ加減が、特に親しくもない知り合いの日常生活を延々と聞かされてるような感じ。

 他人を蹴落としてでも這い上がってきた、意地悪なリサは、有名誌を離れてしまえばファッション業界に個人的影響力もなし。アッシュリングはタロットカードやラッキー仏陀の像に運を求める(その理由は段々に明かされるんだけど、とってつけたような印象)。クロダは専業主婦なのに料理も掃除もせず、子どものしつけさえできてない、と読んでてむなしくなりました。別に深い人生の意味とかを追求してくれとは思わないけど、登場人物がどれも方向性もなくさ迷ってるだけっていうのは、なんだかな~。
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