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洋書を主とした読書&映画の感想(ネタバレしてます)が中心の、自分用のメモです。
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17) What Once We Feared (Carrie Ryan)
"The Forest of Hands and Teeth"シリーズのprequelとなる短編。ゾンビ化が広まりつつある頃の話。社会科見学に行った先でとうとう限界までゾンビ化が進み、Jonahは同級生3人とともに友だちの家がある高層マンションに逃げ込む。どうやって安全を確保する? 立てこもるための食料確保は? 家族の安否は……? ショックで殻に閉じこもる子が出たり、はじめてゾンビ化した人間に直面して、頭ではわかっていてもつい怯んでしまったり。閉塞感があってスリリングな話でした。

18) The Considine Curse (Gareth P. Jones)
母にオーストラリアで育てられたMarielは、会ったこともない祖母が亡くなってはじめて、イギリスに親戚がいることを知る。お葬式で会った伯父や叔母は快くMarielを迎えてくれたのに、いとこたちは妙に結束が固くて、なにやら秘密があるみたいだった。
親戚の家に順番に泊めてもらううちに、だんだんに秘密が明らかになってくるんだけど、エンディングがいまいち……でした。児童書なので、子どもならワクワクしながら読めるのかもしれない。

19) Flotsam & Jetsam (Carrie Ryan)
これも"The Forest of Hands and Teeth"シリーズのprequelとなる短編。こちらもゾンビ化が進みつつある時代、主人公である語り手は友人たちとクルーズ客船の旅に出るが、そこでゾンビ化が一気に進行する。救命ボートにたどり着いたのは、友人のJeremyと主人公の二人だけだった。クルーズ船には戻れない。仮に陸地を目指したところで、安全かどうかはまったく保証がない。しかもJeremyは逃げる途中に噛まれた傷を隠しているらしく……。
ボート上でゾンビなられる不安と、広い海のど真ん中でひとり取り残される不安とどちらをとるか? と、こちらもスリリングな話でした。


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