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洋書を主とした読書&映画の感想(ネタバレしてます)が中心の、自分用のメモです。
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29) Smuggler's Kiss (Marie-Louise Jensen)
1720年。ウエディングドレス姿で海に身を投げたIsabelleを助けたのは、密輸船の男たちだった。最初は反発していたのに、次第に船での生活に慣れていくIsabelleだったが……。
YAのヒストリカル・ロマンス。密輸に関わる人々の生活の様子は興味深かったけど、予想のつく展開なのは残念。

30) Brilliant (Roddy Doyle)
大好きなBen叔父さんが元気がないのは、Black Dogがダブリンの”Funny Bone"を盗んだせいなんだって。そんなおばあちゃんの言葉を文字通り信じるRaymondとGloriaの兄弟は、「黒い犬」を探して夜、家を抜け出す。同じように、元気をなくした大切な人を助けたい一心の子どもたちが集まって「黒い犬」を追いかけるが、”Funny Bone"は取り戻せるのか?
鬱の象徴である「黒い犬」を追いかけるうちに、霧の中で無力感に襲われひたすら眠くなるなど、鬱の症状を(読者にもわかりやすい形で)子どもたちが潜り抜けるのは、素晴らしいアイディアだと思いました。が、現実には、周囲が頑張ったところで病気が治るわけではないのがちょっと切ない。

31) Astray (Emma Donoghue)
史実の欠片から膨らませて書かれた短編集。短編ってあまり好きではないのに、素敵なデザインの表紙に惹かれて手に取ったら面白かった!

32) We Were Liars (E. Lockhart)

33) The Rosie Project (Graeme Simsion)
こちらは高評価なのに全く好みじゃなかった。典型的ロマンス作品を男女逆にしたみたいだから? 「中年の危機」の妄想のようだし、Rosieは半分MPDG、もう半分は女版強引でわがままなロマンスもののヒーローみたいだし。文章的には読ませる作品だけど、ずっとイライラしっぱなしで疲れた……。




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