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洋書を主とした読書&映画の感想(ネタバレしてます)が中心の、自分用のメモです。
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25) London Calling (Sara Sheridan)

26) Monument 14 (Emmy Laybourne)
登校途中のバスの中で、突然、巨大な霰に襲われ、それによってつづいて化学兵器事故が引き起こされ、非難した近所のスーパーに子どもたち14人が閉じ込められてしまうディストピアもの。著者がニュージャージー州出身なためか、前ニューアーク市長で現上院議員のコーリー・ブッカーが大統領という設定なのが、個人的にはツボでした(笑)

27) Anna Dressed in Blood (Kendare Blake)
死後も生けし者に危害を加えつづけながら、地上を去ろうとしない死者を葬る能力を持つ家系に生まれたCasは、「仕事」を片付けては、次のターゲットを求めて母とともに移動するという生活をしている。しかし、辿り着いた次の街で狙いをつけた「血染めのドレスのアナ」は、予想以上に手ごわい相手で……。

28) Busted: A Tale of Corruption and Betrayal in the City of Brotherly Love (Wendy Ruderman & Barbara Laker)
フィラデルフィア警察の腐敗を暴き、ピュリッツァー賞も受賞した2人の女性記者のノンフィクション。Books & Authorsのポッドキャストがイチオシしていたので読んだのですが、いやはや面白かった! 警察の情報提供者で「命を狙われている」という男の話を、Philadelphia Daily News記者のWendyは、ベテランの同僚Barbaraと協力しながら取材する。物語はWendyの視点で語られるのですが、最初は登場人物の背景の説明がつづくので、ちょっと入りにくかったけど、「危険だから近づくな」と言われる地域にも怯まず取材に行くわ、事実が明らかになるにつれ警察にも目の敵にされ、最悪、自分たちの身の安全も危ういかもしれない状況になっても諦めない2人に魅了され、後半は特に一気読みでした。経営難で存続も危ぶまれる地方紙の内幕も興味深いです。
サラ・ジェシカ・パーカーがテレビドラマ化予定という話もあり、エピソード数にあわせて勝手に話を改変されたら嫌だな、と思ったら、ミニ・シリーズの予定なのね。よかった。

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