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洋書を主とした読書&映画の感想(ネタバレしてます)が中心の、自分用のメモです。
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31) The Future of Us (Jay Asher & Carolyn Mackler)
90年代、新品のWin95のPCをAOLで接続したエマは、なぜか未来の自分のFacebookのページにアクセスしてしまう。エマの章をキャロリン・マックラーが、親友のジョシュの章を『13の理由』のジェイ・アッシャーが担当(たぶんそうだよね?)して、交互に視点を変えながら話が進むわけですが、エマのわがままっぷりが気になって楽しめなかった。しかし2人の作家の競作って最近流行りなのかしら。

32) Brilliance (Anthony McCarten)
エジソンがJ.P. モルガンと出会い、ビジネスを追求に急き立てられて思いもよらない方向に自分の発明が使われるようになるのを、エジソンの回想の形で語られる。エジソンが電気椅子の開発に関わっていたなんて知らなかったし、電力使用を広めようとしていた初期の頃の苦労も描かれていて面白かった。

33) Between Shades Of Gray (Ruta Sepetys)
第二次大戦中、シベリアの強制収容所に送られたリトアニアの家族の物語を、15歳のリナの視点で描く。興味深いテーマだし、一人称で語られるのにずっと「又聞き」感が拭えず。それにずっと苦難を一緒に潜り抜ける仲間の多くの名前さえ知らない(作者があえて名前を与えない)意図が最後までわかりませんでした。

34) A Red Herring Without Mustard (Alan Bradley)

35) The Maze Runner (James Dashner)
自分の名前以外の記憶を失ったトーマスは、少年のみが住むGladeと呼ばれる場所で目を覚ます。そこは石壁に囲まれ、「外」には迷路が広がる謎多き場所で、少年たちの一部は答えを求めて毎日危険を承知で迷路の探索に走る。
『ハンガーゲーム』の次を狙っている作品は多々あるけど、これもそのひとつでしょうか。現在、映画化が進んでいて、キャラクターカードもすでに公開されているので、これ見ると人物のイメージはしやすいかも?

36) The Scorch Trials (James Dashner)
"The Maze Runner”の続編。謎の答えが全然明らかにならないし、数々の試練の意図もいまいちわからずで……。第3巻に加えて、”Maze~"の前編にあたる0.5の話もあるんですけど、読む価値あるのかしら。

37) Marcelo in the Real World (Francisco X. Stork) ★★★★★
発達障害をもち養護学校の世界しか知らないマルセロに「リアルな世界」を体験させたい父が、夏休みに自分の法律事務所でアルバイトをさせる。他人の表情の意味や「空気読む」ことのできないマルセロの一人称で語られる物語に、ハラハラ、ワクワクしつつ読みました。今年読んだ中でもお気に入りの一冊。


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