洋書を主とした読書&映画の感想(ネタバレしてます)が中心の、自分用のメモです。
人々が妖精の存在を信じなくなった時代。
Ashは母の語るフェアリーテールをきいて育った。幼くしてその母を亡くし、
商人の父は2人の娘を持つ未亡人と再婚する。しかしまもなく父も亡くなり
残されたAshは継母から召使あつかいされるようになる。
……というわけで、シンデレラをベースとした物語です。
もちろん独自の解釈というか、大胆な新展開があるので好き嫌いは分かれる
かも。個人的には、伏線が活かしきれていない気がして物足りなかったです。
フェアリーを絡める必要無くない? シンデレラである必要無くない? という
感じで。前半は面白く読めただけに残念。
しかしなんといっても魅力的なのは、私が読んだUK版の表紙!って
いったら失礼か?(笑)David Wyattの美しいイラストに、控えめながら
キラキラのホログラム(?)仕様になっていてすごく幻想的。
作者のMalinda Loは中国系アメリカ人。エンターテイメント系
ジャーナリストで、フィクションとしてはこれがデビュー作。
彼女の詳しい経歴を読めば、ある意味この作品のネタばれになってしまう
のでこれ以上は語るまい……。
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