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洋書を主とした読書&映画の感想(ネタバレしてます)が中心の、自分用のメモです。
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Oscar Wilde and the Candlelight Murder
(Gyles Brandreth)

 ある晩オスカー・ワイルドが、ある人との約束に現われると、そこには蝋燭の明かりに
照らされた、血にまみれた全裸の別の知人の死体が横たわっていた。ショックの余り、
なにもせずそこを立ち去り帰宅したワイルドが、翌朝再び現場を訪れると、死体は消え、
事件の証拠となるようなものは何一つ残っていなかった。通報しても警察は乗り気ではなく、
ワイルドは友人とともに独自に謎解きに乗り出すことにする。

 オスカー・ワイルドがホームズ、友人でやはり作家のロバート・シェラードがワトソン役で
展開する架空の探偵小説。同時代人のコナン・ドイルも絡んできたりして、この時代の
雰囲気を漂わせてるのが面白かったです。オスカー・ワイルドってこんな人だったのかもな~、
と思いつつ、作者は知識と(自慢の?)ウィットをひけらかしたかったのもあるのかも…とも
思えましたが。犯人は途中で目星がついちゃいましたが、独特のゆったりした展開が
心地よかったです。
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